『白い嵐』(しろいあらし、White Squall)は、帆船アルバトロス号が白い嵐によって1961年5月2日に沈没した実際の事件をもとに書かれたチャック・ギーグ著の手記『白い嵐-アルバトロス号最後の航海』(The Last Voyage of the Albatross)を原作とした1996年公開の映画。不運なサマースクールの航海を率いたクリストファー・シェルダン船長をジェフ・ブリッジスが演じた。
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White Squall (1996) / 白い嵐 のあらすじ
海洋学校での航海の中で、若者達の成長と友情を描いた青春作品。
オーシャン・アカデミーに入学したチャック(スコット・ウルフ)は、シェルダン船長(ジェフ・ブリッジス)をはじめとした4人のクルーと10人の訓練生とともに、半年間で世界を航海するアルバトロス号に乗船し出航する。
兄が転落死したトラウマから高所恐怖症となっているギル(ライアン・フィリップ)。金持ちであるがワンマンで過保護な父親から一人立ちしたいフランク。いつもつっぱっているが自分の頭の出来の悪さがコンプレックスのディーン。若い訓練生達はみなそれぞれに悩みを持ちながらも、様々なアクシデントを乗り越えながら仲間としての友情を深めていく。
しかし長い航海も終盤に近づいたバミューダ海域で、アルバトロス号は伝説の”白い嵐”に見舞われてしまい沈没、死者を出してしまう。帰還後、船長の責任を問う裁判が開始される中、チャックら生き残った少年達はアルバトロス号での絆の意味を確かめ合う。
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